94本目

ボンバーマン(1985年12月20日/ファミコン)— 開発秘話・当時の小ネタ全部載せ

地下で爆弾を作らされていたロボットが、ある願いのために逃げ出した

その願いは50面の先で本当に叶う。叶ったあと、彼がどこへ行ったのかまで。

🎮 ボンバーマン(1985年12月20日/ファミリーコンピュータ/ハドソン)を覚えてる?

📌 先に、これだけでも。

『ボンバーマン』とは? 発売日・スペック早見

ボンバーマン 基本データ
発売日1985年12月20日
機種ファミコン
発売元ハドソン

真相=50面の先にあったもの

説明書は最初のページで、こう問いかけます。ロードランナーのランナーくんの、昔の姿を知っているかい、と。 ボンバーマンは、地下の工場で爆弾を作らされていたロボットです。「地上に出れば人間になれるらしい」という噂を聞いて、脱走を決意します。全50面を突破して地上に出ると、彼はほんとうに人間の姿に変わる。それが『ロードランナー』の主人公、ランナーくんでした。本作は、あの名作の前日譚だったわけです。 そしてもう一つ。『ロードランナー』であなたが逃げ回っていた敵ロボットの絵は、ボンバーマンとほぼ同じです。つまり彼が地下で相手にしていたのは——人間になれなかった、かつての仲間たちでした。当時のファミコンには珍しく、本作にはきちんとしたエンディングがあります。

ルーツ=“みんなで対戦”は、どこから来たのか

1983年、パソコン用『爆弾男』。1985年、ファミコン『ボンバーマン』。ここまではどちらも1人用です。対戦が生まれるのは5年後、1990年のPCエンジン版。マルチタップを使った最大5人のバトルが考案され、シリーズの方向がここで決まりました。1993年のスーパーファミコン『スーパーボンバーマン』で全国区になり、2026年の『スーパーボンバーマン コレクション』へ続きます。

当時の小ネタ、全部載せ

『ボンバーマン』の当時の小ネタ18連発

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  1. ハドソンのプログラマー中本伸一さんが、自社の過去のパソコンソフトを掘り起こして『爆弾男』を見つけ、ファミコン向けに作り直せないかと考えたのが始まりでした。シェア
  2. 原作『爆弾男』は、田中裕二さんが一人でプログラムもグラフィックも作っています。シェア
  3. 原作の外箱には『爆弾男』と書いてあるのに、タイトル画面にはすでに「ボンバーマン」と出ていました。シェア
  4. 『爆弾男』を欧州で売る話が出たとき、一度は題名を『BOMBER MAN』にすると決まりました。ところがドイツの空港で爆弾テロが起き、“bomber”はまずいだろうと取りやめになったそうです。シェア
  5. 原作は最初から爆弾を5個置けて、爆風は2マス固定。敵は爆弾をすり抜けました。ファミコン版で爆弾が“壁”になったことで、敵を閉じ込められる代わりに、自分の逃げ道も塞がるようになります。あの絶望の3秒間は、この変更から生まれました。シェア
  6. 1人用なのに、Ⅱコントローラーでも操作できます。説明書にも書いてあります。隠し対戦モードではありません。シェア
  7. 隠れキャラは全部で6種類。ゴーデス(2万点)とBパネル(1万点)は、同じハドソンの『スターフォース』から来ています。シェア
  8. コーラは3万点。敵を全滅させる前に扉を出し、一度通過してから同じ方向を押し続けると出ます。シェア
  9. 「ファミコン」という隠れキャラは50万点。爆弾を大量に誘爆させると出るのですが、必要な発数は248発説と256発説で資料が割れています。シェア
  10. 最高得点はデゼニマンの2,000万点。ハドソンのパソコンゲーム『デゼニランド』の主人公が元です。出し方が難しく、当時は攻略本や雑誌を通じて全国に広まりました。シェア
  11. 得点表示は9桁。カンストは9億9999万9900点とされ、雑誌のハイスコア競争まで行われました。シェア
  12. パスワード欄に「BABABA…」と入れ続けると、本来の50面の外にあるステージ0へ入れます。シェア
  13. 発売当時のファミ通クロスレビューは存在しません。『ファミコン通信』の創刊が1986年6月で、本作の発売より後だからです。シェア
  14. 家庭用据置機で初めてバトルが載ったのは、6年後の1991年『ボンバーマンII』。2人対戦だけなら1990年のゲームボーイ『ボンバーボーイ』が先でした。シェア
  15. 1990年4月にはディスクシステムの書き換え版も出ています。1986年にはMSXへ『ボンバーマンスペシャル』として移植されました。「スペシャル」が付いたのは、原作『爆弾男』がすでに『ボンバーマン』の名でMSXに出ていたからだと言われています。シェア
  16. 発売日は12月19日説と12月20日説で資料が割れています。現在のKONAMI・ファミ通の表記は20日です。シェア
  17. 2005年のゲームボーイアドバンス『ハドソンベストコレクション Vol.1』を最後に、ファミコン版の移植は20年以上途絶えていました。シェア
  18. そして最後に。1,000万点の隠れキャラ「中本さん」は、実在する人物の顔です。本作のプログラマー・中本伸一さん本人で、のちにハドソンの副社長を務めた人だそうです。ゲームの中に、作った人の顔が10億点の隣に並んでいたわけです。シェア
■ いま、遊べる?

『ボンバーマン』はいま遊べる?(Switch Online・中古相場)

Nintendo Switch Onlineへの収録なし。アーケードアーカイブスは対象外(アーケード版が存在しないため)。ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータにも未収録です。

ただし2026年2月6日配信の『スーパーボンバーマン コレクション』にファミコン版が収録されました。Switch 2/Switch/PS5/Xbox Series X|S/Steam対応で、どこでもセーブ・巻き戻しつき。パッケージ版は2026年8月27日発売予定です。中古カセットは裸で500〜3,000円前後、箱説付きで9,000〜10,000円前後が目安。

👻 都市伝説枠

『ボンバーマン』の都市伝説・噂(裏取りなし枠)

📺 情報元

情報元・参考資料

よんだ!

同じ1985年のソフト

ハドソンのソフト