48本目

エレベーターアクション

1985年6月28日・ファミコン|開発秘話・当時の小ネタ全部載せ

当時「劣化移植」と恐れられた下請け会社が、実はこの名作アクションのファミコン版も手がけていた——

🎮 エレベーターアクション(1985年6月28日/ファミコン) を覚えてる?

ファミコン大図鑑オリジナルキャラクターの掛け合い
目次
  1. 発売日・スペック早見
  2. 開発秘話の真相
  3. 当時の小ネタ10連発
  4. ルールと遊び方
  5. 得点の仕組みと、アーケード版・移植版の歩み
  6. エレベーターアクションを遊ぶときのコツ
  7. いま遊べる?・入手ガイド
  8. 都市伝説・噂(裏取りなし)
  9. 情報元・参考資料
📌 先に、これだけでも。

『エレベーターアクション』とは? 発売日・スペック早見

エレベーターアクション 基本データ
発売日1985年6月28日
機種ファミコン
発売元タイトー

そして10個目。カセットの型番には、発売順を示す番号がこっそり刻まれている。

■ 真相発表!

『エレベーターアクション』の開発秘話——真相はこうだった

ファミコン版『エレベーターアクション』を実際に開発したのは、タイトー自身ではなく「マイクロニクス」という下請け会社です。マイクロニクスはカプコン・SNK・タイトーなど大手メーカーからアーケードゲームの移植を数多く受注していましたが、フレームレートの低さ(本来60fpsのところ12〜20fps程度)やキャラクターのちらつき、音程の外れたBGMなど技術的な問題を抱えることが多く、「劣化移植」という評判が当時から現在まで語り継がれている会社です。本作もこの体制のもとで作られており、当時の子どもたちはそうした裏事情を知らないまま夢中で遊んでいました。

当時の小ネタ、全部載せ

『エレベーターアクション』の当時の小ネタ10連発

知らなかったことがあったら、みんなにシェアしよう!

  1. 元はタイトーのアーケードゲーム(1983年稼働)。ファミコン版はマイクロニクスが移植し、1985年6月28日に発売されたシェア
  2. 定価4,900円、型番TF-4900。説明書には発売順を示す「04」という番号も併記されているシェア
  3. 音楽は今村善雄。同じ作曲家は本編41本目『ちゃっくんぽっぷ』のファミコン版も手がけているシェア
  4. マイクロニクスはカプコン・SNK・タイトーなどから移植を数多く受注した下請け会社。大阪拠点で1980年頃創業シェア
  5. ファミコン版は敵の攻撃が激しくなるまでが約3分と極端に短く、地上10階あたりで早くも最高難度の状態になるシェア
  6. プレイヤーはスパイに扮し、屋上から潜入して赤いドアの機密文書を全て回収し、最下階(B1F)から脱出するのが目的シェア
  7. 敵の倒し方は複数ある。銃で撃つ・飛び蹴り・電灯を頭上に落とす・エレベーターで上下から挟み潰す、などシェア
  8. 電灯を落とすとマップ全体が停電になり、一部の機種では敵がプレイヤーを見失うようになるシェア
  9. アーケード版第一作は難易度が非常に高く、クリアに時間がかかると突然BGMが変わり、敵の出現数・攻撃速度が最高難度になる仕様があったシェア
  10. そして10個目。マイクロニクスは1990年代に「カオスコーポレーション」へ社名変更したとされ、独自タイトル『おニャン子タウン』『最も危ない刑事』なども手がけているシェア

『エレベーターアクション』のルールと遊び方

舞台は高層ビル。屋上から入ったスパイが、赤いドアの部屋から機密文書を集めながら下へ降りていく。英語版Wikipediaによると、ビルは30階建てだ。操作は移動と、拳銃・ジャンプの2ボタン。下を入れればしゃがんで弾をかわせて、赤いドアの前で上を入れると部屋に入れる。

移動の主役はエレベーターだ。乗っている間は上下を自分で動かせるが、無人のかごは勝手に昇り降りする。かごが自分より上にあるときだけ、空いた昇降路をジャンプで飛び越えられる。昇降路に落ちたり、かごと床や天井に挟まれたりするとミスになる。

文書を取り忘れたまま最下階に着くと、取り忘れた赤いドアの前まで戻されてしまう。2枚以上残していた場合は、その中で最も上の階からやり直しだ。つまり近道はできない。全部の文書を持って地下の駐車場に着き、車で走り去れば面クリアになる。

得点の仕組みと、アーケード版・移植版の歩み

日本語版Wikipediaのアーケード版の解説では、敵を銃で倒すと100点、キックなら150点で、停電中はそれぞれ50点上乗せされる。エレベーターで押しつぶすか電灯を頭上に落とせば300点。脱出ボーナスは面数×1,000点で、最大9,000点まで伸びる。残機は10,000点ごとに1つ増えるが、20,000点を超えると増えなくなる。

アーケード版はタイトーの開発で、英語版Wikipediaはデザイナーを河野俊夫としている。業界紙ゲームマシンでは1983年7月に新作テーブル筐体の首位となり、9月から11月までテーブル筐体のランキング1位を続けた。北米でも1984年の売上上位5作に入るヒットになった。

ファミコン版は日本で1985年6月28日に出たあと、北米では1987年8月にNES版が発売された。主人公はスーツ姿、警備員は黒いスーツと帽子という見た目になっている。1991年にはゲームボーイ版も登場し、ライフ制や新しい敵、独自の面を加えたアレンジ移植になった。シリーズは1990年代半ばのアーケード作品『エレベーターアクション リターンズ』へと続いていく。

家庭用への移植はファミコン版だけではない。1985年にはMSX版とSG-1000版が出て、翌1986年にはFM-7やPC-8801、X1にも移植された。ファミコン版そのものは、2007年にWiiのバーチャルコンソールで配信され、のちにWii Uと3DSでも遊べるようになったが、これらのストアはすでに販売を終えている。

『エレベーターアクション』を遊ぶときのコツ

敵の弾はしゃがめばかわせる。撃ち合いになったら無理に前へ出ず、しゃがんで弾をやり過ごしてから撃ち返すのが基本だ。拳銃は横にしか撃てないが弾数は無限なので、遠慮なく使っていい。

時間をかけすぎると敵が一斉に強くなるので、寄り道は禁物だ。エレベーターは乗っている間しか思い通りに動かせない。乗り遅れると次のかごを待つことになり、そのぶん時間を失う。赤いドアの位置を確かめながら、取り忘れのないように1階ずつ降りるのが結局いちばんの近道になる。

■ いま、遊べる?

『エレベーターアクション』はいま遊べる?(Switch Online・中古相場)

アーケード版がアーケードアーカイブス(PS4は2017年10月26日配信)で遊べる。※2026年9月時点

👻 都市伝説枠

『エレベーターアクション』の都市伝説・噂(裏取りなし枠)

ファミコン大図鑑オリジナルキャラクターの掛け合い(オチ)
📺 情報元

情報元・参考資料

調べるときに参照したページ

よんだ!

同じ1985年のソフト

タイトーのソフト