8本目

ポパイの英語遊び

1983年11月22日・ファミコン|開発秘話・当時の小ネタ全部載せ

このゲームに出てくるポパイの永遠のライバル、実は原作の漫画とは名前が違う——

🎮 ポパイの英語遊び(1983年11月22日/ファミコン) を覚えてる?

ファミコン大図鑑オリジナルキャラクターの掛け合い
目次
  1. 発売日・スペック早見
  2. 開発秘話の真相
  3. 当時の小ネタ10連発
  4. どんなゲーム? WORD PUZZLEの遊び方
  5. 2人で取り合う「WORD CATCHER」のルール
  6. 1983年のファミコンと、もう1本の「遊び」シリーズ
  7. いま遊べる?・入手ガイド
  8. 都市伝説・噂(裏取りなし)
  9. 情報元・参考資料
📌 先に、これだけでも。

『ポパイの英語遊び』とは? 発売日・スペック早見

ポパイの英語遊び 基本データ
発売日1983年11月22日
機種ファミコン
発売元任天堂

そして10個目。悪役の名前が、原作の漫画とゲームとで実は違っていた。

■ 真相発表!

『ポパイの英語遊び』の開発秘話——真相はこうだった

本作でポパイのライバルとして登場する悪役は「ブルータス」という名前ですが、原作の漫画『ポパイ』での本来の名前は「ブルート(Bluto)」です。実はこの「ブルータス(Brutus)」表記、1960年代にキング・フィーチャーズが制作したテレビアニメ版で使われた名前で、本作はその呼び方を採用しています。同じファミコンの『ポパイ』(1983年)からグラフィックを流用して作られた教育ソフトなので、名前も引き継がれる形になったと見られますが、原作ファンからすると”別人”の名前で登場していることになります。

当時の小ネタ、全部載せ

『ポパイの英語遊び』の当時の小ネタ10連発

知らなかったことがあったら、みんなにシェアしよう!

  1. 発売は1983年11月22日。任天堂のファミコン教育ソフト第1弾で、日本国内限定発売、定価4,500円(型番HVC-EN)シェア
  2. プロデューサーは宮本茂。同年発売のファミコン版『ポパイ』のグラフィックを流用して作られているシェア
  3. ヒントの日本語は、もとが外来語かどうかに関係なく、すべてカタカナで表示される。漢字やひらがなは出てこないシェア
  4. モードは3種類。「WORD PUZZLE A」は日本語のヒント付きで英単語のスペルを当てる基本モードシェア
  5. 「WORD PUZZLE B」はヒントの日本語が表示されず、文字数だけを頼りに英単語を推理する上級モードシェア
  6. AとBはANIMAL・COUNTRY・FOOD・SPORTS・SCIENCE・OTHERの6ジャンルから選べる。SCIENCEだけは元素名やIC用語など、子どもには難しい単語が多数登場するシェア
  7. お手つき(使われていない文字を選ぶ)を10回、または「?」を選ぶと、ブルータスが赤ん坊のスウィーピーを落としてしまい得点0になるシェア
  8. 満点は10000点。合計得点が8000点未満だとエンディングでハートを崩され、4000点未満だと恋人オリーブまで奪われてしまうシェア
  9. 2人用の「WORD CATCHER」は、Iコントローラがポパイ、IIコントローラがブルータスを操作し、降ってくるアルファベットを取り合って英単語を早く完成させた方が勝ちシェア
  10. そして10個目。パッケージには、ゲーム内に登場する英単語を全て収録した単語一覧表が同梱されていたシェア

『ポパイの英語遊び』はどんなゲーム? WORD PUZZLEの遊び方

画面の作りはアクションゲームの『ポパイ』とよく似ているが、ポパイがやられてしまうことはない。プレイヤーはポパイを動かして画面に並んだアルファベットを指し、空欄になった英単語のマスを埋めていく。使われている文字を当てればよく、綴りの順番どおりに選ぶ必要はない。

考え方は、昔からある言葉当て遊びの「ハングマン」に近い。1セットは10問で、単語に含まれない文字を選ぶたびに100点ずつ減っていく。間違えるごとにブルータスが赤ん坊スウィーピーの乗ったカゴを殴りつけ、カゴが足場から落ちきる前に正解しなければならない。

どうしても分からないときは「?」を殴ればその問題を諦められ、正解の綴りが表示される。ただしその問題は0点になる。日本語のヒントを読んで英単語を思い浮かべ、使われていそうな文字から順に当てていくのが基本の流れだ。

2人で取り合う「WORD CATCHER」のルール

2人用のWORD CATCHERでは、画面の左側に日本語の単語が3つ表示される。オリーブが上から投げる文字はふらふらと不規則に落ちてくるので、ポパイとブルータスがそれを奪い合い、対応する英単語を組み立てていく。

出題される単語はSON、WOLF、PLANのような3〜4文字の短いものだ。ただし違う文字を拾ってしまうと集め直しになるため、手当たり次第に取りに行けばいいわけではない。相手が狙っている文字を先回りして横取りするか、自分の単語に要る文字だけを確実に拾うか、駆け引きが生まれる。

1983年のファミコンと、もう1本の「遊び」シリーズ

ファミコン本体が14,800円で発売されたのは1983年7月15日で、同時に出たソフトは『ドンキーコング』『ドンキーコングJR.』『ポパイ』の3本だった。本作はその4か月後に、ローンチタイトルの『ポパイ』の絵を流用して作られた。新しいゲーム機で、早くも勉強向けのソフトが出ていたことになる。

元になった『ポパイ』は、1982年に登場した任天堂のアーケードゲームで、竹田玄洋と宮本茂が設計に携わった。オリーブが落とすハートや音符、「HELP」の文字を集めながら、ブルータスやシーハッグから逃げ回る内容だ。ほうれん草を食べると一時的に無敵になり、ブルータスを殴り飛ばせる。オリーブが投げた物を拾うという骨組みは、WORD CATCHERにもそのまま生きている。

約1か月後の1983年12月には、同じく既存作の画面を使った『ドンキーコングJR.の算数遊び』が続いた。こちらはのちに北米でも発売され、NESの教育ソフト枠「Education Series」で出た唯一のタイトルになった。一方、日本語のヒントで英語を教える本作は、海外では発売されていない。

姉妹作にあたる『算数遊び』は、小学1年生で習う足し算から、3桁の負の数が出てくる計算までを扱った。2人対戦では計算の速さが勝敗を分ける。英単語の綴りと算数の計算という違いはあるが、どちらも人気キャラクターの画面で勉強させるという同じ発想で作られている。

■ いま、遊べる?

『ポパイの英語遊び』はいま遊べる?(Switch Online・中古相場)

本作は現在、公式の配信サービスでは復刻されていない。※2026年9月時点

👻 都市伝説枠

『ポパイの英語遊び』の都市伝説・噂(裏取りなし枠)

ファミコン大図鑑オリジナルキャラクターの掛け合い(オチ)
📺 情報元

情報元・参考資料

調べるときに参照したページ

よんだ!

同じ1983年のソフト

任天堂のソフト