53本目

ジッピーレース

1985年7月18日・ファミコン|開発秘話・当時の小ネタ全部載せ

アイレムが初めてファミコンに送り出したこのカセット、実はちょっと変わった"光る"仕掛けが仕込まれていた——

🎮 ジッピーレース(1985年7月18日/ファミコン) を覚えてる?

ファミコン大図鑑オリジナルキャラクターの掛け合い
目次
  1. 発売日・スペック早見
  2. 開発秘話の真相
  3. 当時の小ネタ10連発
  4. どんなゲーム? ルールと遊び方
  5. 得点の仕組みと攻略のコツ
  6. ジッピーレースが出た1985年のアイレムとファミコン
  7. いま遊べる?・入手ガイド
  8. 都市伝説・噂(裏取りなし)
  9. 情報元・参考資料
📌 先に、これだけでも。

『ジッピーレース』とは? 発売日・スペック早見

ジッピーレース 基本データ
発売日1985年7月18日
機種ファミコン
発売元アイレム

そして10個目。このソフト、カセット自体に他には無い仕掛けがあった。

■ 真相発表!

『ジッピーレース』の開発秘話——真相はこうだった

本作のカートリッジには、なんとLEDランプが内蔵されていた。当時のファミコンソフトのカセットは基本的にただのプラスチックの箱で、光る仕掛けが付いているものはごく少数派。アイレムのファミコン参入第1弾という記念すべき1本に、あえてそんな遊び心のあるギミックを仕込んだ理由は今のところはっきりとは分かっていないが、ロサンゼルスからニューヨークまで夜通し走り抜けるようなゲーム内容と合わせて、当時の子どもたちの目を引く演出として機能していたのは間違いない。ゲーム内容自体も、見下ろし視点とチェックポイント通過時の疑似3D視点を切り替えるという、当時としては凝った2画面構成を採用していた。

当時の小ネタ、全部載せ

『ジッピーレース』の当時の小ネタ10連発

知らなかったことがあったら、みんなにシェアしよう!

  1. 発売は1985年7月18日、アイレムより発売。定価4,500円、型番IF-01。シェア
  2. アイレムがファミコンに初めて出したソフトが本作だった。シェア
  3. ロサンゼルスからニューヨークまで「ぶっちぎり3700マイル」を、車をかわしながら走破するバイクレース。シェア
  4. ルートはロス→ラスベガス→ヒューストン→セントルイス→シカゴ→ニューヨークの5区間で構成される。シェア
  5. レースをクリアするたびバイクの排気量が250cc→500cc→750cc→1000cc→1200ccと上がり、見た目の色も変わっていくとされる。シェア
  6. 燃料(FUEL)を切らすとガス欠になる仕様があり、給油の駆け引きも重要だった。シェア
  7. 通常は見下ろし視点だが、チェックポイント通過時には疑似3D視点に切り替わる、当時としては珍しい2画面構成。シェア
  8. 前輪を上げる「ウィリー」で障害物を避けたり得点を稼いだりできたとされる。シェア
  9. 原作はアイレムが1983年6月に稼働させたアーケード版で、海外では"MotoRace USA""Traverse USA"の名で展開された(いずれもアーケード版の話で、FC版とは別)。シェア
  10. そして10個目。このカートリッジには珍しくLEDランプが内蔵されており、当時のファミコンソフトの中でも異彩を放っていた。シェア

『ジッピーレース』はどんなゲーム? ルールと遊び方

操作はシンプルだ。十字ボタンの左右でバイクを傾けて車線を移り、Aボタンでアクセル、Bボタンでブレーキをかける。前を走る車を次々に追い抜いて順位を上げながら、アメリカ大陸の東へ向かって走り続ける。プレイ人数は1人か、2人で交互に遊ぶ形式だ。

コースは舗装された道路と砂漠のオフロードが区間ごとに入れ替わる。オフロードには岩や木といった障害物が置かれ、舗装路とは走り方を変える必要がある。チェックポイントが近づくと画面が後方からの立体視点に切り替わり、正面から迫る車をすばやくかわさなければならない。

もう一つの敵が燃料だ。燃料は走っているだけで少しずつ減り、車や障害物にぶつかったりコースから外れたりするとさらに減る。尽きればそこでゲームオーバーになる。道中に置かれた燃料缶を拾うか、区間の終わりに順位に応じて補給を受けて、ゴールまでもたせることになる。

『ジッピーレース』の得点の仕組みと攻略のコツ

海外のゲームデータベースArcade-Historyによると、ファミコン版では車を1台追い抜くごとに500点が入る。舗装路でのウィリー、砂漠でのジャンプもそれぞれ500点だ。ただし大きいのは区間終了時の順位ボーナスで、1位なら20,000点、2位でも14,000点と、順位が上がるほど急に増える。最下位の99位では0点になる。

同じ資料には具体的なコツも載っている。最初の250ccクラスでは敵車の出現の仕組みに不具合があり、1位にはなれないという。1位を狙えるのは次のクラスからだ。ウィリーやジャンプの最中は速度こそ調整できるものの、バイクの向きは変えられない。着地点を考えてから飛ぶのが基本になる。

また第3区間と第5区間に出てくる4車線の道路では、ウィリーをしないほうがよいとされる。右端側に事故のもとになる配置があるためだ。点の稼ぎ方も区間で違い、舗装路ではウィリー、砂漠ではジャンプが得点源になる。追い抜きの500点と合わせて、区間ごとの順位ボーナスをどこまで積み上げられるかがスコアの分かれ目だ。

『ジッピーレース』が出た1985年のアイレムとファミコン

原作は1983年にアイレムが稼働させたアーケード版で、基板はアイレムM52システム、音楽は高木一郎が手がけた。家庭用への移植はファミコン版が最初ではない。1984年3月にはセガのSG-1000版が出ており、こちらは500ccから始まって1200ccまで上がる構成だった。

ファミコン版は192キロビットのROMカセットで、アイレム自身が販売した。同じ年の12月7日には同社の『スペランカー』も発売されている。のちに『ファミリーコンピュータMagazine』は本作を「異色のバイクゲーム」と紹介した一方、展開はややワンパターンだとも評している。

一方でArcade-Historyは、ファミコン版を省略のある移植と位置づけている。砂漠の区間が、画面の進行バーの途中で終わってしまうという指摘だ。アーケード版そのものは、1997年のゲーメスト系ムックで後のドライブアクションに影響を与えた作品として紹介されている。

■ いま、遊べる?

『ジッピーレース』はいま遊べる?(Switch Online・中古相場)

FC版そのものの配信は確認できませんでした。原作のアーケード版は「アーケードアーカイブス ジッピーレース」として2017年11月30日からPS4/Switchで配信中ですが、これはアーケード版(1983年)の移植で、1985年発売のFC版(型番IF-01)そのものではありません。FC版を遊ぶには中古カセット+実機または互換機が必要です。※2026年9月時点

👻 都市伝説枠

『ジッピーレース』の都市伝説・噂(裏取りなし枠)

ファミコン大図鑑オリジナルキャラクターの掛け合い(オチ)
📺 情報元

情報元・参考資料

調べるときに参照したページ

よんだ!

同じ1985年のソフト

アイレムのソフト