52本目

ワープマン

1985年7月12日・ファミコン|開発秘話・当時の小ネタ全部載せ

スペースとメイズを行き来するだけの地味なシューティング——その裏に、ある開発者の"最後の仕事"という重みがあった。

🎮 ワープマン(1985年7月12日/ファミコン) を覚えてる?

ファミコン大図鑑オリジナルキャラクターの掛け合い
目次
  1. 発売日・スペック早見
  2. 開発秘話の真相
  3. 当時の小ネタ10連発
  4. どんなゲーム? ルールと遊び方
  5. 異次元ベムの種類と得点
  6. 原作『ワープ&ワープ』との違い
  7. いま遊べる?・入手ガイド
  8. 都市伝説・噂(裏取りなし)
  9. 情報元・参考資料
📌 先に、これだけでも。

『ワープマン』とは? 発売日・スペック早見

ワープマン 基本データ
発売日1985年7月12日
機種ファミコン
発売元ナムコ

そして10個目。実はこのソフト、ある開発者にとって特別な意味を持つ1本だった。

■ 真相発表!

『ワープマン』の開発秘話——真相はこうだった

ワープマンを手掛けたナムコのプログラマー・深谷正一は、本作の開発中に31歳の若さで急逝した。ボスコニアン、ディグダグ、スーパーパックマン、マッピー(ファミコン版)など数々のヒット作を手掛けた実力派で、後輩の大森田不可止が引き継いでバグ修正などを行い、本作を完成させたとされる。ワープマンは深谷にとって、生前最後に関わった仕事のひとつだった。翌1986年発売の『源平討魔伝』のエンディングには「故 深谷正一氏に捧ぐ」という追悼メッセージが入れられ、当時のナムコの開発陣が彼の仕事をどれほど尊敬していたかが偲ばれる。地味な固定画面シューティングという見た目の裏に、こうした背景があったことは当時のプレイヤーにはほとんど知られていなかった。

当時の小ネタ、全部載せ

『ワープマン』の裏技・当時の小ネタ10連発

知らなかったことがあったら、みんなにシェアしよう!

  1. 発売日1985年7月12日、ナムコより発売。定価4,500円(税別)。ナムコット・ファミリーコンピュータゲームシリーズの8作目。シェア
  2. 原作は1981年稼働のアーケード版『ワープ&ワープ』。ファミコン版はそのグレードアップ移植にあたる。シェア
  3. 「スペースワールド」(直接射撃)と「メイズワールド」(時限爆弾)をワープゲートで行き来しながら、敵「異次元ベム」を1ステージ20体撃破していく。シェア
  4. スペース側で得る武器はメイズ側に、メイズ側で得る武器はスペース側に出現するという、世界をまたいだ武器配置が特徴。シェア
  5. 隠し要素として「ミステリーベム」「エクストラベム」が存在し、「E・X・T・R・A」の文字を揃えると1UPする。シェア
  6. 爆風に複数の異次元ベムを同時に巻き込むとボーナス得点が入る。シェア
  7. 2人同時プレイに対応しており、これは家庭用ならではのアレンジだった。シェア
  8. ステージ数の内部カウントは48面で頭打ちになる仕様がある。シェア
  9. 音楽は慶野由利子・小沢純子・大野木宜幸、美術は小野浩が担当した。シェア
  10. そして10個目。開発を手掛けたプログラマー・深谷正一は本作の開発中に急逝し、後輩の大森田不可止が引き継いで完成させた、深谷にとって最後の仕事のひとつだった。シェア

『ワープマン』はどんなゲーム? ルールと遊び方

画面の中央にはワープゾーンがあり、ここが光っているときに入ると、もう一方の世界へ移れる。ワープは強制ではなく、同じ世界にとどまって戦い続けてもかまわない。スペースワールドではリニアガンで敵を直接撃ち、メイズワールドでは時限爆弾を置いて爆風で倒す。どちらで戦うかを自分で選べるのがこのゲームの面白さだ。

時限爆弾は、ボタンを押している長さで爆発までの時間を調整できる。ただし自分の爆風に巻き込まれるとミスになる。敵に触れたときや、スペースワールドで敵の弾を受けたときもミスだ。逃げ道を確かめてから爆弾を置く、という段取りがメイズワールドでは欠かせない。

敵のソルジャーベムは、倒した場所によって点が変わる。画面の中央に近いほど得点が高く、ベムの体の色もエリアに応じて3段階に変わる。2人同時プレイでは、1コンがホワイト、2コンがオレンジのワープマンを動かす。相手をリニアガンで撃つと、撃たれた側はしばらく動けなくなる。

異次元ベムの種類と得点

ふだん相手にするソルジャーベムは3種類いる。大きな舌が目印のベロ、分裂するドッペ、そしてじっとしている間は攻撃を受け付けないガラモだ。ガラモは止まっている間に撃っても効かないので、動いているときを狙うしかない。

同じ色で同じタイプのソルジャーベムを3匹倒すと、ミステリーベムが現れる。頭にクワガタのあごのような角があるクワガッタンは500点、大きな口に歯が2本のオニガラマンは1000点、細長い足のシシトガリンは2000点だ。

残り数の表示は4までしかないが、内部では5以上も数えられているので、それ以上ためることもできる。またハイスコアはリセットボタンを押しても消えず、電源を切ったときに初めて消える。

原作『ワープ&ワープ』との違い

原作のアーケード版『ワープ&ワープ』は1981年7月に登場した。家庭用では1984年にMSXへ移植されているが、ファミコン版の『ワープマン』は単なる移植ではなく、中身を大きく作り足している。2つの世界を行き来して敵を倒すという骨格だけが共通だ。原作の敵ベロベロは画面の四隅から現れて不規則に動き回り、メイズワールドでは弾を撃ってこなかった。

アーケード版では、2人で遊ぶ場合は1ミスごとの交代制で、同時プレイはできなかった。敵もベロベロ1種類だけで、ミステリーベムはスペースワールドにしか出ない。エクストラベムやパワーアップも無く、残り数は標準設定で8000点、以降3万点ごとに増えるだけだった。面が進んでも画面の作りは変わらず、どちらの世界で面をクリアしても次の面は必ずスペースワールドから始まった。リニアガンも単発だった。

アーケード版の企画は岡本進一郎らが手がけた。2023年11月22日にはハムスターの『アーケードアーカイブス』でPS4とSwitch向けに配信され、配信日の公式番組には岡本氏の出演が予定されていた。ファミコン版とは別のソフトなので、遊び比べると作り足された部分がよく分かる。

■ いま、遊べる?

『ワープマン』はいま遊べる?(Switch Online・中古相場)

2020年8月20日、Nintendo Switch『ナムコットコレクション』の追加コンテンツとしてワープマンが配信されました(有料DLC)。アーケード原作の『ワープ&ワープ』自体は2023年11月22日から「アーケードアーカイブス」でPS4/Switch向けに配信中ですが、これはファミコン版『ワープマン』とは別物です。プロジェクトEGGでの配信は確認できませんでした。※2026年9月時点

👻 都市伝説枠

『ワープマン』の都市伝説・噂(裏取りなし枠)

ファミコン大図鑑オリジナルキャラクターの掛け合い(オチ)
📺 情報元

情報元・参考資料

調べるときに参照したページ

よんだ!

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